なお、公立大学は一部の大学を除き留学生にはFinancial Aidを支給しないものであり、また支給する大学にしても支給額はほんのわずかです。それに州立大学でも名門大学は学費が私立大学並に高額です(例:UCLA)。
アメリカの大学留学と言えばCommunity College経由で州立のUCLA、UC-BerkeleyへTransferする方法が最も安上がりな名門大学留学の方法であると信じ込んでいる人が多くいるようですが、その方法だと、費用が決して安上がりではないのです。UCLAの年間の費用(授業料+寮の部屋代+寮の食費の合計)はアメリカの名門私立大学並みの4万5千ドルですが、留学生にはFinancial Aidを出しません。従ってUCLAの2年間だけで9万ドル、約810万円かかってしまいます。Community Collegeの2年間では最低でも計200万円かかるはずです。そうなると4年間で約1,000万円が必要となります。
日本のトップランクの大学を目指す学力がある人が留学をする場合、Ivy リーグ8大学を含むNational Universityのランキング上位40位あたりまでとLibeeral Arts Collegeのランキング上位30位あたりまでに入学すれば後悔をすることはないと考えられます。これらの70程度の大学の中から留学生にもNeed-BasedのFinancial Aidを支給するか否かを検証して応募先を選ぶのが妥当です。もっとも合否は応募者本人の高校の成績だけでなくSATの到達レベルにも大きく左右されますので、場合によってはランキングをもう少し下位の大学にまで広げていく必要があるかもしれません。